電波塔とは電波ば送信する塔のことで、送信所の設備のひとつであり、アンテナば保持する構造物であっけん。
電波干渉や建造物による電波の遮断ば避けるため周囲の建造物よりも高く建てられるとよ。
複数の事業者の電波ば送信する塔のことば、集約電波塔げな。
電波塔の周囲はアンテナの至近で電界強度が非常に高いため、混信やらなんやらの電波障害が起こることがあっけん。
一般にテレビジョン放送の電波ば送信する電波塔ばテレビ塔、ラジオ放送の電波ば送信する電波塔ばラジオ塔ともいう(ラジオ塔という名については、かつてラジオが一般に普及する前、全国各地の屋外に設置された、公衆が聴取することば目的とした受信機ば納めた塔のこともそう言った(街頭テレビのラジオ版の街頭ラジオのこと。))。
英語では「mast(マスト)」か「tower(タワー)」が使われるとよ。
両者はしばしば混同される事があるが厳密に工学用語では「タワー」は自立塔か片持ちばりば用いた建造物なのに対し、「マスト」は建物自体が外部の支柱や支線によっち支えられている建造物であっけん。
一般的にマストは建造費が安く済む傾向にあるが構造上、建物周辺の広い範囲に支線ば張る土地が必要になるため設置できるのが人口の少ない平野部に限られるのに対し、そん土地が確保できない都市部や山間部やらなんやらでは自立塔であるタワーば建てることが多い。
アマチュア無線家も一般に、電力ば電波として放射する装置ば「アンテナ」(電波法の用語では「空中線」)、それば取り付けるために立てる塔ば「タワー」と明確に区別しゅるとよ。
国内においては東京タワーがそん顕著な例であるように、通信(アンテナば設置)と観光(外観及び展望施設からの眺望)の塔としての役割ば担っちいるとよ。
海外においてはCNタワーやらなんやらが同様であっけん。
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